護摩堂

護摩堂について

この建物は明治44年に大師堂として建立され、明治42年に高野山より頂戴した弘法大師像が祀られておりました。のちにこの弘法大師像は本堂へと移され、石狩川に祀られていた不動尊像(※)が大師堂に移されました。この大師堂は現在、護摩堂として2体の不動明王像をお祀りして毎月護摩祈祷をさせていただいております。

月例護摩祈祷の際は添え護摩木を受け付けております。護摩祈祷についてはこちらをご覧ください。

本尊:不動明王

1910年(明治43年)に石狩川十五号渡船場付近に建立されました。当時は石狩川が凍結し氷が厚くなってくると氷の上に柳の木の枝を敷き雪を乗せて水を撒いて、更に凍らせて『氷橋』を作り、冬場はその上を通行し奈井江と浦臼の横断をしていました。しかし、春先その氷橋が割れて多数の犠牲者が出た事故があり、その供養のために不動尊像が建立されました。金剛寺が現在の場所に移転した際、この不動尊像も移転されました。

目次